(パ・リーグ、日本ハム4-8オリックス、5回戦、オリックス5勝、20日、東京D)日本ハムは投打がまったく噛み合わず、5連敗を喫した。九回にブランドン・レアード内野手(29)が2点本塁打を放つも空砲に終わった。
一回、幸先よく近藤の適時二塁打で先制。しかし、先発・加藤が踏ん張れない。三回にオリックス・武田にプロ1号弾を献上すると、宮崎にあっさり勝ち越しソロを許す。加藤は結局、6回2失点で降板。「先制点を取ってもらった後で、ホームランという形で失点してしまって申し訳なかったです…」と肩を落とした。
終盤に入ると、中継ぎ陣がオリックス打線に捕まる。七、八、九回の3イニングで、T-岡田の本塁打など6失点。終わってみれば、オリックスに先発全員安打となる14安打を許し、打っては先発・金子の前に1安打。九回に2番手・海田から3点を奪い意地を見せるも及ばなかった。ついに5連敗、泥沼から抜け出せない…。